日 時 | 2024年7月12日(金) 18:00〜20:30(17:30開場) |
場 所 | 大阪公立大学 中百舌鳥キャンパス A12棟 サイエンスホール (駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください) |
内 容 | 七夕講演会 ・18:00~18:45 「太陽フレアが引き起こす宇宙災害」 講師 中村 雅夫 (大阪公立大学大学院 工学研究科 航空宇宙海洋系専攻 航空宇宙工学科 准教授) 今年の5月下旬に発生した複数の大規模太陽フレアにより、日本各地でオーロラが 観測されました。太陽は現在、約11年ごとに訪れる活動周期の極大期に向けて、 活動も活発化しています。今後も大規模な太陽フレアが発生する可能性があり、 オーロラだけでなく、社会生活に影響を及ぼす宇宙天気災害を引き起こす可能性があります。今回、これらの宇宙天気災害に関する研究を紹介します。 ・18:50~19:35 「天の川はどうして生まれたの?」 講師 福井 康雄 (名古屋大学大学院理学研究科 名誉教授 2007年紫綬褒章受賞) 七夕には天の川に橋がかかるとのこと、一度みてみたいものですね。 さて、宇宙を調べてみると、100億年以上前に天の川が生まれた頃の姿が 垣間見えてきました 。今もその名残が見えています。 高速度で天の川には 大量のガスがふり込んでいます。研究の最前線をお伝えします。 ・19:40〜20:00 4次元シアター「2024年宇宙の旅」 Mitaka(※1)を用いた4次元宇宙体験シアター ・20:00〜20:10 「超小型人工衛星「OMUSAT-V」のミッションと開発」 工学部電子物理工学科2年 浅井 健雄 小型宇宙機システム研究センターでは当団体三機目の衛星「OMUSAT-V」の開発を進めている。昨年度OMUSAT-Vのミッションを決定し、宇宙空間での膜構造物の形状を計測する方法の一つである格子投影法の実証と、衛星から撮影した地球の画像を 世界中のアマチュア無線家に届けるアマチュア無線家ミッションを行うことに なった。今回は当団体の紹介とOMUSAT-Vのミッション内容、今後の開発についてお話しする。(OMU基金の紹介も行う予定) ・20:10〜20:30 観望会「七夕の星空」 光学望遠鏡を用いた天体観測会(雨天中止) (※1) Mitaka:国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクトで開発している、天文学の様々な観測データや理論的モデルを見るためのソフトウェア。地球から宇宙の大規模構造までを自由に移動して、宇宙の様々な構造や天体の位置を見ることが可能。 (参照) 国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト 詳しい講演会の内容は別紙資料をご覧下さい。 この催し物は全国同時七夕講演会に賛同するものです。 他にも全国で同時期に講演会が開かれています。詳しくはウェブをご覧ください。 全国同時七夕講演会 https://www.asj.or.jp/tanabata/2024/ |
対象年齢 | どなたでもご参加いただけます |
講演会定員 | 50名(定員をこえた場合、会場への入場を制限する場合があります) |
参加費 | 無料 |
申し込み | 不要 |
主 催 | 大阪公立大学 大学院 理学研究科 電波天文学研究室 大阪公立大学 小型宇宙機システム研究センター 大阪公立大学 天文部 日本天文学会 |
共 催 | 天文教育普及研究会 |
後 催 | 日本学術会議 |
お問い合せ | 大阪公立大学 大学院理学系研究科 宇宙天文学研究室 小川 英夫 教授 TEL:072-254-9726 大西 利和 教授 TEL:072-254-9727 |
その他 |
■大阪市博物館機構との共催による七夕講演会もあります ・講演会タイトル「「アマテラス粒子」の検出 〜宇宙でもっとも高いエネルギーをもつ粒子の謎」 ・講師 藤井 俊博 (本学准教授) ・日時 2024年8月24日(日) 13:30〜15:30 ・会場 大阪市立科学館 研修室(地下1階) ・申し込み期限:7月31日まで 本七夕講演会とは別日になりますので、こちらもぜひご参加ください! 詳細は以下のURLからご覧ください。 https://www.omu.ac.jp/lifelong-learning/contact/tanabata2024.html |