当研究室の西田侑治さん(M2)が2017年10月15日−10月19日に京都で開催された地球電磁気・地球惑星圏学会(SGEPSS) 第142回講演会 において「SMILES-2 衛星計画における惑星大気・天文観測応用」というタイトルでポスター発表を行い、その内容が高く評価され、学生発表賞(オーロラメダル)を受賞しました。
現在、サブミリ・テラヘルツ(THz)波帯において地球大気環境のリモートセンシングを目指す「SMILES-2*」ミッションの検討が進んでいます。 本講演では、西田さんが取り組んでいる、この「SMILES-2*」ミッションにおいて搭載が検討されているTHz帯超伝導ヘテロダイン検出素子の開発の進捗や、SMILES-2が可能にする金星や火星の惑星大気観測のサイエンス、そのための放射輸送シミュレーションによる大気分子のスペクトルの感度解析などについて発表を行いました。
下図はそのスペクトルの例です。